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秋の終わり、秋の名残

最近、まだイチョウの黄色がまぶしく輝いていますが、気温の方はといえば、すっかり冬らしくなってきました。
今朝、線路沿いの草むらに霜が降りて白くなっているのに気づき、もう冬だな、としみじみ思いました。

ところが、ぼくにとっては、木々の枝に残る葉っぱの色以外に、まだ強く秋の名残を演出してくれているものが、もう一つあります。

それは、たくさんの展示会情報や、知人の個展やグループ展のお知らせのDM。

この時期、知人のイベントが多いんです。10月終わりから12月上旬にかけて。たぶん、毎年この辺りの時期には、多いと思う。
芸術の秋だな、と、自宅のポストに知人のDMが入っているのを見ると思います。

創作に季節も何もないとは思うのですが、展示会をやるには、気分的にも気候的にも、秋がいいというのは、ぼくもわかります。

そういうぼくは、近年、仙台を除けば、秋に個展をやった覚えがない・・・毎年真夏にやってる。オフピーク出展だね。

話を戻して・・・残念ながら、とてもじゃないけど一気に全部見に行くというわけにはいかず、時々時間を見てはギャラリーや美術館に出かけています。

ぼくは、知人でなくても、人の作品展示を見るのは好きです。
同時に、そういうことをきっかけに、普段行かないところをぶらぶらと歩くのも、好きです。

今日は飯田橋のギャラリーに出かけてきました。

ぶらぶら歩きというのは、なかなか贅沢な遊びだと思います。

自分の個展の予定が当分ないので、気楽に、いつになく客観的に、ギャラリーとか、展示会といったものについて、ハタから眺めて楽しんでいる、今日この頃です。

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誕生日

今、ちまたで時の人といえば、何といってもバラク・オバマと小室哲哉のようですが・・・今日は、ぼくの誕生日です。

でも、正直言って、僕自身、そんなことよりアメリカの新大統領のことの方が、印象強いです。
ぼくは特にオバマ氏のファンというわけじゃないけど、彼には人を惹きつける何かがあるとは感じます。優れたリーダーなのかどうか、ぼくにはわかりませんが、何だか楽しみでもあります。

若きニューリーダーの健闘を祈ります。

えーっと、それより、誕生日なんですよ。ぼくの。
今日で35歳になりました。

今夜はこれから、妻といっしょに、妻の特製ダル・カレー(ヒヨコ豆のカレー)を食べて、その後はケーキを食べます。

妻が、小さなバラの花を買ってきてくれました。とてもきれいです。
さらに、誕生日祝いに、友人がスペイン・マラガのワインを贈ってくれました。大感謝です。

バラとワインというのは、お似合いですね。何だか美しい組み合わせです。

Pict1996 歌にもなるくらいですもんね。

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父の誕生日

昨日は、父の誕生日でした。
父は広島県福山市に住んでいて、なかなか顔を見に帰ることはできないのですが、時々電話で話します。

でも、電話で話すにも、タイミングがうまく合わないことがよくあります。
なにせ、うちの両親は夜八時には寝てしまうのです。5時には夕飯、早いときには、七時過ぎるともう就寝体勢に入ってしまうらしい。

だから、「今晩電話しよう」と思っていても、気が付いたら八時ごろになっていて「あ、もう遅いわ。やめとこ」となってしまいます。

昨日は気が付いたらぎりぎり夜七時半。
親にとってはちょっと遅いのですが、今だ、と思って電話しました。

父「えい、くらたです」

※「はい」が「えい」になるのは、広島的というよりは、酔っ払い的です。父は酒好きです。

「ああ、潤じゃけど。まだ起きとった?」
父「おお、おーおー、起きとったわ。」
「ほんま、そりゃよかった。誕生日おめでとう。」
父「?ん?誕生日?」
「31日、じゃろ。」
父「おお、31日よ。ん?31日きゃあ、今日きゃあ?」
「ほうよ。」
父「おーおー。ほんまじゃのう。忘れとったわ。」

毎年、こんな感じです。本当に忘れているのです。誕生日が何月何日かは覚えているのですが、今日がその日だということは、言われて気付く。

聞けば父は、最近バラ公園(福山では有名)で朝の体操に参加しているとのこと。年会費1000円だって。月100円以下ってことですね。
「でもそろそろ、寒うなってきたけえのう」と弱気なことを言ってはいましたが、ぼくとしてはぜひとも続けてほしいものです。

お次は、父に代わって出てきた母。
もう就寝体勢に入っていたらしく、始めは不機嫌そうでした。

母「どうしょーるん。元気でやりょうんね?」
「うん。今日はお父さんの誕生日じゃなあ。」
母「はあ?31?あー、ほんまじゃあ!すっかり忘れとったわ。」

あんたもかい。

「じゃけえ電話したんよ。お父さん、65歳になったんじゃろ。」
母「・・・(しばらく考えて)。ああ、65じゃ。あんた、よう覚えとるなあ。」
「何か贈り物をしようと思うとったけど、今回は何も贈れんかった。」
母「何を言ようんね。そんなことで何か贈り物しようたら、それだけで一年が終わってしまうけえな。そんなことはしちゃあいけん。」

「しちゃあいけん(=してはならない)」。誕生日プレゼントを。

ここまで言う人も珍しいでしょう。
もちろん(?)母は、気遣ってくれているのです。
いつものことなので、よくわかるのですが、ぼくは毎回、こういう過剰な言葉遣いを聞くと、おかしくて、電話の後もしばらく思い出し笑いをしてしまいます。

そういうわけで、両親は二人そろって見事に、父の誕生日が過ぎ去ろうとしていたそのときまで、その日が誕生日とは一切気付かずにいたというわけです。

かなりのんびりしている、というような言葉でまとめていいのか、よくわかりません。
でも、「これがぼくの生まれ育った倉田家だ」という確かな感触が、昨日も電話越しに味わえて、とてもうれしく思いました。

そういうわけで、父の誕生日でした。
おめでとう。

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